海外赴任が決まって、私の場合は準備期間が3ヶ月程ありました。3ヶ月あれば十分だと思い、のんびり準備をしていたら、最後の1ヶ月はありがたい事に送別会の予定がぎっしり。休日だけでなく昼休みや出勤前の時間も使いなんとか間に合いましたが、準備と送別会で慌ただしく過ごしました。海外赴任が決まってこれから準備する方の参考になればと思いまとめてみました。
各種解約、変更手続き
私が手続きしたのは以下のものです。
- インターネット、プロバイダ解約
- ウォーターサーバー解約
- クレジットカード解約
年会費がかかるカードや日本にいないとメリットがないカードは解約しました。 - 保険の住所変更
控除証明書や通知などは実家に届くように住所変更をしました。 - 携帯電話の解約
使えないと困るので、最後空港で解約手続きをしました。携帯端末はそのまま使用する場合は、別途SIMロック解除の手続きも必要です。ドコモはWEBから無料で出来ました。ショップで依頼すると手数料が発生しますし、窓口も混んでいるのでWEBの方がいいです。 - NISA解約
国内に住所がないとNISAは継続出来ないようです。私は金額が大きくないので、解約しました。
これが地味に大変でした。2月から3月は引っ越しする方が多いので、どこのコールセンターも繋がりにくいです。解約金が発生したり、ポイントを消化しないといけなかったり、いろいろ勉強になりました。
国際免許証の発行
アメリカは車がないと生活出来ないので、発行しました。必要書類を持って、免許センターで発行出来ます。筆記体でサインをするので、練習してから行きました。
必要書類
- 日本の運転免許証(有効期限内のもの)
- 写真1枚(縦5㎝×横4㎝)
- パスポート
- 手数料(2,350円)地域によって異なるかもです。
パスポート発行
子供はパスポートが無かったので、申請しました。未就学児は親が代理で申請出来ます。
ただし受け取りは子供本人が窓口へ行く必要があります。
我が子はまだ言葉が通じない時期だったので、写真撮影が大変でした。
パスポートの写真は審査が厳しいと聞いたので、写真スタジオにお願いしました。
ビザでも使うのでスタジオにお願いして良かったです。
カメラを向けると笑ってしまい、何度チャレンジしても口を閉じた写真が取れず、最終的にはお菓子を食べて口を閉じる瞬間を狙いました。
また、ビザでは背景の白色と服の色が被ってしまいうとNGになることがあると店員さんに言われ、色が被らないように肌着で撮影することになってしまいました。服の色もお気をつけください。
時間がある方はセルフでも出来ると思います。
ビザ発行
通常は必要書類は会社が準備してくれます。
私の場合は赴任者個人で必要なのは、本人と帯同家族分のパスポート、ビザ用証明写真、写真データでした。
アメリカは大使館での面接があります。
同じ会社で落ちた方がいたのでかなり緊張しました。
予防接種
赴任する国によって必要な予防接種が異なります。
こちらのサイトで必要な予防接種やトラベルクリニックに検索が出来ます。
私はトラベルクリニックに行きましたが、妻は近所の病院でワクチン取り寄せしてもらったそうです。
また、トラベルクリニックだと母子手帳の翻訳をしてくれるところもあるようです。
私は翻訳はしませんでした。アメリカで子供の検診を受けましたが、今までの予防接種の履歴が分かれば問題ありませんでした。
歯の治療
アメリカの医療費が高いのは、みなさんご存知だと思います。
私も妻も親知らずの抜歯が間に合いませんでした…
みなさん、こうならないように早めの受診をおすすめします。
ただ、ほとんどの医療費用をカバーしてくれる会社もあるようです。
現地保険と日本の保険の合わせ技的な。
赴任先に知り合いがおられる方は確認した方がいいかもしれないです。
日本円をドルへ両替
日本である程度の金額は両替して行きました。
おすすめは「新橋両替所」です。単純にレートが安いです!
予約をしないとドルがないことがあるので、予約をしてから行った方がいいです。
アメリカで現金は20ドル札までしか通常のお店では使えないのですが、大金になると基本100ドル札で用意されるので、そのバランスを考えて両替してくださいね。
失業手当延長申請
海外赴任に伴い奥様が退職される方はした方がいいです。
失業手当の受給期間は通常「会社を退職した翌日から1年間」ですが、延長申請を提出すれば最長3年間延長が可能です。
住民票の海外転出届
住民票を抜かないと住民税が発生するので、抜きました。
出国日が決まり、いざ区役所に向かうと長蛇の列が…引っ越しシーズン恐るべし。
わからない事ばかりで、手探りでしたが無事アメリカに引っ越し出来ました。
心残りは親知らずが抜歯できなかったことです…悪化しない事を願うばかりです。
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