一時帰国中に免税で買い物するには?実際に買ってみました!

生活関連

駐在員でも日本に帰国時は免税ができるってご存知でしたか?
そう、できるんです!
でも、手続きが面倒なんでしょ?っと思いますよね?
めっちゃ簡単です!

日本に一時帰国すると毎回スーツケースの容量限界になるまで買い物するので、消費税10%(モノによっては8%)が免除されるのは嬉しいです。

免税で買い物する際の流れをご紹介します。

免税の条件

免税をうけるためにはいくつか条件があります。
詳細は観光庁の免税サイトで確認できます。

免税店とは|消費税免税店サイト
消費税免税に関する情報を集めたサイトです...

どんな人が対象者?

観光庁の免税サイトによると

❶外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者
❷2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
❸[1]及び[2]に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
❹[1]から[3]までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者

引用元:免税店とは|消費税免税店サイト

上記の通り、海外勤務で海外に2年以上の滞在を予定していて、日本一時帰国期間が6ヶ月未満であれば対象者となります。

対象商品は?

日常生活で使用する物が対象で、事業用または販売用として購入する場合は免税対象外となります。

一般商品と消耗品によって上限金額や日本での保管方法が異なります。

一般商品

衣料品、服飾雑貨、家電製品、時計、アクセサリー、生活用品など

・同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上

消耗品

食品類、飲料類、化粧品類、医薬品など

・同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上、50万円までの範囲内であること

・消耗品は日本で使用せずに、30日以内に海外へ持っていくこと

・消費されないように、指定された方法により梱包されていること

消耗品を購入後は特別な袋で梱包されるので、日本滞在中は使えません。日本で消費してしまうと、消費税が徴収されます。

免税対象店舗は?

免税で買い物するには、免税対応している店舗で購入しなければなりません。
ドラックストアなんかでよく『免税』のポスターを見かけますよね。

免税店は限られているので、免税してお得になるかどうかは購入する商品によります。
定価の免税価格より、激安店の方が安い場合もあります。
また、免税するとポイントや店舗のキャンペーン(○日は5%OFFとか)が受けられませんでした。

必要なものは?

入国スタンプが押印されたパスポート

パスポート

日本へ入国時、自動ゲートではなく入国審査官のゲート通って入国スタンプを押してもらう必要があります。
自動ゲートを通っても申告すればスタンプを押してもらえるので、必ず押してもらいましょう。

ビザ

普段の買い物ではパスポート、ビザはあまり持ち歩かないと思いますが、免税で買い物する際には必ずどちらも提示が必要なので忘れずに!

本人名義のクレジットカード

現金で購入する際は不要ですが、クレジットカードで決済したい場合はパスポートとクレジットカード名義の一致が必要です。

実際に免税で買い物をしてみました!

店舗によって免税の方法が異なります。
後から消費税金額を還付するか、その場で消費税を引いてくれるかのどちらかです。

阪急の場合

阪急では会計時には消費税込みの金額を支払い、買い物後に免税カウンターで還付処理をしてくれます。

免税カウンターに行く

B1に海外お客様カウンターがあります。
支払った消費税額から免税手数料(免税対象商品代金の1.55%)を差し引いた金額が返ってきます。
最初に免税カウンターに行かなくても大丈夫ですが、5%OFFクーポンがもらえるので行った方がお得です。

一部店舗はこのクーポンが使えませんが、免税プラス5%OFFとはさすが、阪急!
ちなみに、私調べですが…
使えた店舗【フェンディ 、ロエベ、食器】
使えなかった店舗【シャネル】
使えないと思ってましたが、ハイブランドは使えないようですね。

買い物をする

会計時、店員の方に免税で購入したい旨を伝えます。
一般商品の場合は当日中に免税カウンターに行って免税処理してくださいと案内があります。
消耗品の場合は下記の画像のように専用の袋に梱包してくれます。

買い方

免税カウンターで還付処理をしてもらう

全ての買い物が終わったら、免税カウンターでまとめて還付処理をしてもらいます。
還付方法は現金、クレジット、ウィーチャットペイ、アリペイが選べました。
係の方に購入商品、レシート、決済したクレジットカード、パスポートを提示するだけです。

阪急はパスポートのチップ?に購入商品を紐付けしているので、パスポートへのレシート添付は不要とのことでした。

以上で免税処理は終了です!
免税カウンターに行く手間はありますが、処理をするのは店員の方なので何も難しいことはありません。
コロナの影響で空港の免税店はほとんどが休業中ですから、ブランド品や化粧品を買うには阪急などの百貨店が便利ですね。

ダイコクドラックの場合

ダイコクドラックではレジで消費税を引いて免税をしてくれます。

会計時に免税で購入したいと伝える

普段の買い物と同じように商品をレジに持っていきます。
レジにて免税で購入したいと伝えると、パスポートとビザを持っているか聞かれるので、店員さんに渡します。
ドラッグストアの商品は消耗品なので専用の袋に商品を梱包され、日本滞在中は開封しないようにと説明を受けました。
最後にパスポートにレシートと免税書類をホチキス止めして返してくれます。

一時帰国 免税 パスポート

レシートを見ると…

買い方

消費税¥0になってます!
時間もかからず、めっちゃ簡単!

出国時空港での手続き

最後、日本から出国時に税関で手続きをします。

一番悩んだのが免税品をスーツケースに入れて良いのかどうか。
免税品を税関でチェックするという情報もあり悩みましたが、すべて預けるスーツケースの中にいれました。
化粧水やシャンプー等の液体もありますし、大量に日用品などを購入したので、機内持ち込みできる量ではありません。
手荷物に入れてくださいとなったら、最悪空港で処分するか、実家に送るか…なんて心配をしながら荷造りしました。

空港でチェックイン時に係の方に確認すると、預けるスーツケースの中に入れて大丈夫とのこと。
保安検査場で機内持ち込みの検査を受けた後、税関に行きます。
免税品を出してと言われないかドキドキしていると、パスポートに添付してある書類を提出しただけでサクッと終わりました!
税関でのチェックに時間がかかるのではないかと懸念していましたが、全く問題なかったです。

今回一時帰国時に初めて免税で買い物してみましたが、思っていたより簡単でした!
これから一時帰国で買い物をする方の参考になれば幸いです。

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