ブライスキャニオン国立公園へ!コロナ再開後の子連れ旅

グランドサークル 旅行

ユタ州南西部に位置するブライスキャニオン国立公園は、グランドサークル内の他の国立公園とは違う独特な景色が見れます。
見どころは無数のフードゥー(Hoodoo)と呼ばれる巨大な土柱が渓谷に立ち並ぶ風景です。
何千年もの間、雨や川、風による浸食により形成されたと言われるフードゥーがあたり一面に広がる不思議な光景は、まさに大自然の芸術と言えますね。

ブライスキャニオンの状況(2020年9月時点)

私が行った時の情報ですが、参考までに。
詳しくは公式サイトでご確認ください。

Bryce Canyon National Park (U.S. National Park Service)
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事前予約は必要か?

公園への入場、シャトルバスの乗車に事前の予約は不要でした。

シャトルバスの運行は?

ブライスキャニオンは、無料シャトルバスはあるものの自分の車でビューポイントをまわることも可能です。

バスが停車するのは

  • ビジターセンター
  • サンライズポイント
  • ブライスロッジ
  • サンセットポイント
  • インスピレーションポイント
  • ブライスポイント

我が家は、シャトルバスが停車しないレインボーポイントに行きたかったので自分の車で移動しました。
各ポイント毎に駐車場が多く、駐車場待ちをすることはなかったです。

ブライスキャニオンのおすすめ絶景ポイント!

レインボーポイント(Rainbow Point)

ブライスキャニオンの一番端にあるレインボーポイントは標高なんと2700m!!
この高さはブライスキャニオンだけではなく、グランドサークルの中でも一番標高が高い場所のようです。

レインボーポイント

この高さから見下ろす渓谷と目の前に広がる大自然に思わずため息が出ました。
美しい緑と不思議な土柱が織り成す不思議な景色に魅入ってしまいますね。

ナチュラルブリッジ(Natural Bridge)

ナチュラルブリッジ

名前のとおりナチュラルにで出来た橋!
橋というよりトンネルに近いですけど、何かがあると崩れてしまいそうな儚さがある造形美。
いつまでも同じ景色が続くとは限らないので貴重ですね。

空洞から下の景色が見えて怖いと妻がビビってました。
確かに写真で見ると高さを感じませんが、実際は結構な高さです。

ブライスポイント(Bryce Point)

ブライスポイント

フードゥーの景色を眺めるのは、ブライスポイントがオススメです。
茶、赤、橙、白と様々な色合いのフードゥー達を見渡すことが出来ます。

この写真は午後3時頃。
影があると立体感が強くなり、より幻想的な風景になりますね。

見えにくいですが、写真左側に動物に見える岩があります!
何の動物か分かりますか?
答えはワニ。
言われてみればワニに見えなくもないですよね?!

インスピレーションポイント(Inspiration Point)

インスピレーションポイント

小高い丘を登るとアッパーインスピレーションポイントがあります。
我が家は登りませんでしたが、登らずともこの絶景です。

サンセットポイント(Sunset Point)

サンセットポイント

サンセットポイントなのに、時間の都合によりサンセットは見れず…泣
フードゥーを近くで見ると、想像以上の大きさで驚きました。

【トレイル】ナバホループ(Navajo Loop)

サンセットポイントにある全長2.2kmで所要時間は1~2時間ほどのトレイル。
冬場は凍結や雪のため封鎖されるようです。
フードゥーの中に降りて間近に見ることができ、上から見た景色とはまた違う雰囲気を楽しめます。

私が行ったのはウォールストリート(Wall Street)の坂だけ降りて戻ってきました。

ゲームの世界に飛び込んだようなトレイルにワクワクが止まりません。
このトレイルが今回のグランドサークルで一番楽しかったです!

下まで降りるとまさにWall Street!
こんな狭い場所に生えてる木に驚きです。
まっすぐ成長している木を見て元気をもらいました。
そして、ここから折り返します。
案の定、登りは結構きついです…
会話する余裕もなく、無言で歩きました。
13キロの子どもを抱っこ紐に入れて歩いた妻。母強し。

ブライスキャニオンに行くなら、フードゥーに囲まれたこの不思議な空間をぜひ体験してみてください。
往復で30分ほどで行けるので、他のポイントを回る時間を削ってでも行く価値があると思います!

ブライスキャニオンのまとめ

正直あまり期待せずに行ったブライスキャニオンでしたが、めっちゃくちゃ気に入りました!!
上から眺める景色も、下から見上げる景色も、どちらもブライスキャニオンでしか拝めない景色です。
ただ親目線で振り返ると、子連れ向きではないかな?!
ほとんどの場所に安全策は設置されていますが、子どもが落ちてしまうぐらいの隙間もあり、目が離せません。
抱っこ紐は必須。トレイルも道幅が狭く、小さい子どもが一人で歩くのは厳しいと思います。

1日でブライスキャニオンとザイオンを周る計画を立てる方も多いですが、ゆっくり滞在するか、日の出・日の入りの時間を意識して滞在することをおすすめします。朝日や夕日によって、また違う表情を楽しめると思います。

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