ピナクルズ国立公園へ子連れで行ってきた!

ピナクルズ国立公園 旅行

アメリカでの旅行でよく耳にするのは「国立公園巡り」ですよね。
我が家は今年国立公園の年パスを購入し、色々行こうと意気込んでおります!

ちなみに、国立公園の年パス(America the Beautiful Pass)はどこの国立公園でも購入が可能。
しかも大抵の国立公園の入場料が30ドル〜35ドルで、年パスが80ドル。
年間に3つ以上行こうと思っている方は絶対におすすめ!!

さらに節約をしたいという方は、ネットオークションで年パスを出品していることがあるので、検索してみてください。
と言うのも、年パスは裏面に名前を記載をして入場時に自分のID(パスポートなど)と一緒に提示をして利用をするのですが、その裏に2つ名前がかけるんです!なので、帰国後にオークションに出す方がちらほらいます。
私はメルカリで期限が9ヶ月残っていて、4000円ほどでした。
空欄部に自分の氏名を記入し、ちゃんと使えました!
ただし、日本で購入をする場合は、日本に帰る機会がある人や、アメリカに遊びにくる友達などに依頼をしないといけないので、少し手間はかかりますが、チャンスがあれば是非!

前置きはこの辺にして、今回行った国立公園は「ピナクルズ国立公園」です。
アメリカで一番新しく国立公園になった場所。
これから我が家はグランドキャニオン、ヨセミテ、イエローストーンと行く予定なんですが、とりあえず、日帰りで行けそうなピナクルズに行ってみようと軽いノリで行くことにしました。

ピナクルズの周りには何もなさそうだったので、ご飯や水などは持参。
明らに電波がなさそうだったので、念のためにGoogleMapをオフラインでも利用できるようにダウンロードをしておきました。
結果、やはり電波は繋がりませんでした!

現地に到着したのが、10時ごろで、通る道に人も車もいなくて、かなり不安でしたが、なんとかビジターセンターに到着しました。

雰囲気は上記の写真のような感じです。

本来はビジターセンターに入る前段階で、お金を払う窓口のようなところがあるんですが、朝早かったためか閉まっていました。
その代わりにレジに行って、入場料を払う必要があります。
年パスを見せて、パーキング用の紙を渡され「ダッシュボードにおいてね」と言われました。

そして下調べをほとんどしていなかったので、小さい子供がいる場合どのコースがおすすか伺うと、「Balconiesがおすすめ、その次に行くとしたら、High Peakかな。子供と一緒なら、矢印の進み方がおすすめよ」とこと。

早速有益な情報を入手!
我が家はそこまでがっつり行かなくてもいいので、「Balconies」を選択して行くことにしました。

で最終的に我が家の道筋は、下記の地図をご覧ください。

まず駐車場について。
駐車場は「Chaparral Trail Head Parking」が今回のコースに一番近い駐車場なんですが、そこはだいたい30台位しか停めれなく、すでに満車。
そこで、上記の○の場所にある、もう一つの駐車場に行きました。
トレイルの入り口までは427m。妻と子どもを先に降ろして、少しでも子供の体力を温存するために駐車場から1人寂しくテクテク歩きました。
ビジターセンターから駐車場までをタイムラプスで動画をご参考までに。

ピナクルズ国立公園の道(タイムラプス)

また、みなさんが気になっているであろう、子供が小さくて危険と判断した場所、まさにここがピナクルズの醍醐味かと思います。
そう、岩ゾーンです。(正式名称ではないです。)
どんな場所かというと、以下の写真のような感じ。

正直写真にあるようなところは子供でも通れたのですが、問題はその先の洞窟。
大人でも尻込みする程の岩場で、道はなく岩の隙間を登ったり降りたりしなければなりません。
しかも真っ暗!もし小さいお子様を連れて行くのであれば、「ヘッドライト」が必須です。
事前にライトが必要とわかっていたんですが、我が家はスマホで代用をしようとしていました。
が、片手で行けるそんなお散歩コースのような道ではありませんでした。
なので引き返すことに…同じような年齢のお子さんのいるご家族も同じように断念をしていました…

お気づきの方もおられるかもしれませんが、実はここが難しいとは、先ほどのビジターセンターでも勧告を受けていて、おすすめされていませんでした。(矢印でもそこは通るなと)
ただ、この分岐箇所を我が家が見逃してしまったので、岩ゾーンに突入してしまいました。
こんなのん気な家族は我が家ぐらいだと思いますが、みなさん看板をよく見てくださいね。

そのことに気づき、元のルートに戻ってきて、気を取り直し再出発。
その時の風景がこちら。

最後の写真の前にはこんなサインも。
おそらくここでクライミングをする人もいるんでしょう。私は高所恐怖症なので、絶対できませんが。

大自然の岩に圧倒され、緑に癒される時間でした。
が、安堵したのもつかの間、子供の体力が限界をむかえ、だっこをして進めていた我々の体力もここで切れ、風景のよい場所でランチを兼ねて休憩タイム。
お腹が満たされたら、満足し結局引き返すことにしました!
それなりに見たかった風景は概ね見れたので、満足しました。

最後に帰りぎわの風景も載せておきます。離れてみる方がいいのかもしれません…

結局到着したのが10時、車に戻ってきたのが2時と途中のランチを入れて4時間もかかってしまいました。

帰り際には入場規制がかかっていて、50台くらいの渋滞ができていました。
実際に帰り際にスタッフの方にどこの駐車場を使っていたか?と尋ねられ、その場所の混雑状況をみて、入れるかどうか検討しているようでした。みなさん!スムーズに行くなら午前中がおすすめ!!

という感じのピナクルズの内容でした。正直小さな子供がいるとかなり行動できる距離が少なくなるのでそこを見越して行動をしないと、親は辛いことになると思います。
また、石、砂、木の枝など子供が興味あるものばかりなので、体力というより、他のことに興味を示して、歩いてくれない現象でした。
他の同じくらいのお子さんもいましたが、我が子と全く同じ行動をとっていました。子供も興味は全世界共通なんですね。

もし近くにピナクルズがある場合はぜひ行ってみてください!
小さなお子さんがいる場合は行動範囲が限定されるので、コスパがよくないかもしれないなと思ったのも否めません。年パス持っていて良かったーと思いました。初めて家族で国立公園デビューしましたが、準備不足でした…

子連れでピナクルズをより楽しむには??

  • 到着は午前中を目指す!
    帰り際には入場規制で渋滞してました。

  • 地図はあらかじめダウンロードしておく
    電波は入りませんのでご注意を。

  • 子どもの歩ける距離に応じたトレイルプランを立てる!
    子どもを抱っこしながらのトレイルはただの筋トレですね。

  • 荷物はひとつにまとめる!
    我が家は岩場や洞窟は片方が子どもを抱っこし、片方がリュックを2つ持って移動し余裕ゼロ。

  • ヘッドライトが必要!
    アメリカ人は子どもも大人もほとんどの方が装着してました。私も欲しい!

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