10年に1度のパスポート更新をアメリカでするとは、何ともタイミングが悪い私。そして妻も。
パスポート更新するにはサンフランシスコ領事館まで行かねば…
めったに行かない領事館に足を踏み入れた記念にパスポート更新手続きの流れをまとめてみました。
更新期間
パスポートの切替発給は、現在所有しているパスポートの有効期間が満了する1年前から申請が可能です。
現在コロナの感染予防のため、不要不急以外の申請は控えるようになっています。
また来館時は領事館のHPより予約が必要です。
必要書類
- 一般旅券申請書(HPよりダウンロードが可能)
- 現在所有しているパスポート
- 写真 1枚(サイズ 縦4.5cm 横3.5cm、無背景で6ヶ月以内に撮影したもの)
- 米国滞在資格(ビザなど)
- 6ヶ月以内に発行した戸籍謄本(前回のパスポート作成時から戸籍上の変更が無い方は不要)
パスポート用の写真はどーするの?
まずは撮影!
色々な方法はあると思いますが、私は一番手っ取り早いスマホで撮影しました。
アプリを使えばサイズ調整も簡単です。
私が使ったアプリは『Passport Photo-IDPhoto APP』
私は国設定がアメリカになっていますが、日本に設定している場合はダウンロードできないかも?
同じようなアプリは山ほどあるので、参考までに。
①アプリをダウンロード

②国とサイズを選ぶ
JAPAN Passportを選択します。

③撮影とサイズ調整
お気に入りの一枚が撮影できたら、顔の輪郭を点線に合わせます。

④プリントするサイズを選ぶ
アメリカの写真の普通サイズは4×6です。

これでデータは完成!
撮影するのは簡単ですが、10年残る写真だからと妻がこだわりだし、写真を撮るのにめちゃくちゃ時間がかかりました…
照明ライトを持たされ、カメラマンになった気分。
何十枚も撮らされたのでスマホのアルバムが妻だらけになってちょっと怖かったです…笑
つぎはプリント!
私が行ったのは一番近所にあるCVS。COSTCOやWallmartでもできます。
CVSにあるこの機械です。
日本と同じような機械なので、英語がわからない妻でも一人でできるぐらい簡単。
タッチパネルでPrintsを選択し、サイズはスマホでデータを作ったサイズ4×6、あとはスマホを繋いでプリントするデータを選ぶだけです。
4×6サイズのプリント1枚で$0.39でした。
左の機械から出力され、一緒に出てきたレシートをレジに持って行き、お会計したら終了です。
いざ在サンフランシスコ日本国領事館へ!
必要書類がそろい、予約ができたら、領事館へGO!
領事館が入っているビルの地下が駐車場になっており、30分$6でした。
このビルの 275の 21階
サンフランシスコ日本国総領事館に到着!

入り口ではセキュリティーゲートとセキュリティーマンが待ち構えてます。

日本の領事館なので、中は日本人がいっぱい!
表示もすべて日本語で聞こえてくる会話も日本語!
やっぱり日本語はホッとしますね。
がしかし、いつもは子どもが言いたい放題話していても「どうせ周りは日本語わからんやろ〜」と思って自由にさせてますが、ここでは伝わってしまう…
そしてさすが日本人、みんなお利口さんで静かに座って待っています。
シーーンとした空間に「このひとだぁれ?」やら「おなかすいた」など無邪気な声が響き渡り少し恥かしかったです。
そうこうしている間に受付に呼ばれ、書類チェックし、10日後以降に受け取れるとの説明を受けて本日は終了です。
予約制なので混雑もなく30分程で終わりました。
新しいパスポートを受け取りに再び領事館へ!
前回同様、セキュリティーゲートをくぐり、番号札をとったら即呼ばれました。
本人確認とお会計をして終了。
無事新しいパスポートを受け取りました。
ふーっ、ひと安心です。
VISAは旧パスポートについたままなので、これからはパスポート2冊持ち歩かないと行けないのが面倒ですね。
新デザインのパスポート!
2020年からパスポートのデザインが変更になったのはご存知でしたか?
今回、新しくなったのは査証ページです。
日本を代表する浮世絵のひとつである葛飾北斎の「富嶽三十六景」の作品がプリントされており、すばらしい芸術的なパスポートに変わりました。
全ページ図柄が異なり、5年用パスポートは16作品、10年用パスポートは24作品が採用されています。ページを開くたびに日本らしさを感じることができ、旧パスポートの人に思わず自慢したくなりますね。

新パスポートを実際に空港で使うのはまだまだ先になりそうですが、コロナが収束し、このパスポートを使える日が早く来ることを願ってます。
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