アメリカ・アリゾナ州北部に位置するグランドキャニオン国立公園。
1979年には世界遺産にも登録され、コロラド川が長い歳月をかけて大地を削って出来た巨大渓谷が広がります。
国立公園と言えばグランドキャニオンを挙げる人が多いのでは?
公園内には様々な絶景、絶叫?スポットがあり、それぞれ違った魅力があります。
アメリカ国内はもちろん、世界中から多くの観光客が訪れる大人気の観光スポットですが、コロナ感染予防の影響でしばらくクローズしていました。
今回は再開後のグランドキャニオンの旅をご紹介します。
グランドキャニオンの状況(2020年9月時点)
事前予約は不要!
入場やシャトルバスに事前予約が必要な国立公園があるなか、グランドキャニオンはどちらも予約不要です!
安全面で言うと疑問が残るかもしれませんが、予約の手間がなくて計画が立てやすいですね。
営業状況
私が行った時のサウスリムの状況は下記のとおり。
自分が行きたかった場所の情報のみですので、あしからず。
詳しい情報は公式サイトでご確認くださいね。

実際に行ったおすすめ観光スポット!
ビジターセンターエリア
マーサ ポイント(Mather Point)
ビジターセンターから歩いて5分程で到着します。

本当はここで日の出を見る予定でしたが、間に合わず…
そんな凹んだ気持ちもこの景色を前にしたら一瞬で吹き飛びました。
どれ程カメラの技術が発達しようとも、実際に目で見る景色は違いますね。
圧巻の景色にしばらく無言でぼーっと眺めていました。
ヤバパイ ポイント(Yavapai Point)
ビジターセンターから車で5分程です。

マーサポイントと場所が近いので、景色の違いも分かりにくですが、こちらの方が人が少なくてのんびり鑑賞できます。
ハーミットロードルート(レッド)
ルートによりますが、一般の車両は入れないように制限されていてシャトルバスでしか行けない区間があります。
シャトルバスは行き先毎に色が決まっているので、分かりやすいです。
5分〜10分間隔で運行しており、待ち時間はほとんどありません。
今回初めて国立公園のシャトルバスに乗りましたが、乗車中に風景を楽しめて、休憩もでき、駐車場探しに手こずることもなくてストレスフリー!

キャニオンビレッジから乗車できる、レッドルート
西側のハーミットロードは、3月〜11月までの期間、専用のシャトルバスのみがアクセスでき、自家用車では行けません。
シャトルバスは、様々なポイントを経由してハーミットレストまでを往復しています。
往路(West bound)と復路(East bound)で停車するポイントが違うのでご注意を!
Pima Point、Mohave Point、Powell Pointは往路、復路どちらのバスも来ます。
それに気づかず、来たバスに乗車したら終点のハーミットレストまで行けずに帰って来てしまいました…笑
ホピ ポイント(Hopi Point)

ハーミットロード中でも人気のホピポイント。
バスの運転手もおすすめしてました。
地層の色の変化が歴史を感じます。
モーハベ ポイント(Mohave Point)

赤い地層がよく見えるモーハベポイント。
ピマ ポイント(Pima Point)

コロラド川が見えやすいピマポイント。
コロラド川が今なお刻一刻と時を刻むように地層を侵食し続け、少しづつ形が変わって行くんですね。
カイバブリムルートイーストバウンド(オレンジ)

ビジターセンターから乗車できる、オレンジルート
東側のヤキポイントとサウスカイバブトレイルヘッドとビジターセンターを往復しています。
ヤキポイントは通年、専用のシャトルバスのみがアクセスでき、自家用車では行けません。
ヤキ ポイント(Yaki Point)
公式サイトによると日の出、日の入りを眺めるのに最適な場所らしいです。
その為シャトルバスは毎日午前5時から日没後1時間まで運行しています。
個人的にはグランドキャニオンで一番この場所が良かったです!
今回は時間の都合上、日中のみの観光でしたが、機会があれば日の出か日の入りを見てみたい!
ただし、高所恐怖症の方やあちこちに走り回る我が子のようなお子様と一緒の場合は、柵が少ししか設置されていないので十分お気をつけください。
高い所が苦手な妻は、崖っぷちから離れて散歩していました。

雄大な景色を見ながら木の実をカリカリ味わっているリスを発見!
毎日の日課なのでしょうか?!
グランドキャニオンまとめ
この壮大な渓谷はとうてい人の力では形成できません。
何千万年という歳月をかけて自然が作り出した景色は、想像をはるかに超えるスケールの大きさでした。
この景色を見れた事に心から感謝です。
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